7月5日 全校米山登山
1週間までは曇りのち雨の予報でしたが、当日は梅雨の晴れ間、暑さが心配な天候でした。
5年ぶりの全校米山登山です。小学生、中学生で経験している生徒もいますが、1年生から3年生のほぼ全員が初めての登山です。
早い電車での1隊が7時30分に米山コミュニティセンターを出発しました。
最初から最後まで班別行動の一日です。
コミュニティセンターから大平登山道入口まで1時間、大平口から中腹(二の字)チェックポイントまで約1時間です。この前半の急登が第一の難所、「米山おそるべし」、」「まだ登山の半分も登ってないの?」等々の感想が漏れました。
しばらく歩き続けると、海が見える開けた標高711m地点(通称セブンイレブン)に到達です。空と海の景色に元気をもらいます。
さらに進むと、後半の難所で元気づけてくれる名物ガンバレ岩、登山道脇の淡いブルーのガクアジサイも見事でした。
出発してから3~4時間かけてようやく山頂です。
山頂でカメラを向けると満面の笑み、後ろを振り返れば青い日本海とスタート地点が見え、生徒達は口々に自らと仲間を称え、感動、感激、達成感を口にしました。
山頂では心地よい風に包まれ、おいしそうに昼食をほおばる姿があちこちに。
海抜0mから993m、Sea to summit(海から山頂)を目指す道程。山登りは自己実現の過程、長期の目標に向かって取り組む受験勉強や部活動など様々に例えられます。この全校登山も、目標に向けてグループでチャレンジし、励まし合いながら乗り越える実体験として特別なものです。
苦しい時に声を掛け合いながら進む班、ネガティブワードを連呼して嫌々感に満ちた班、無口で淡々と上る班、具合の悪い下級生をフォローしてくれた3年生、気晴らしにしりとりしながら頑張った班・・・みんなが頑張りました。
3年生は高校生活の思い出が一つ増えました。1,2年生は毎年の心身の成長のバロメーターとして来年も意欲的にチャレンジしてほしいです。
保護者の皆様、米山コミュニティセンター様、JR東日本様、各方面からのサポートをありがとうございました。