KSPⅡ 奥只見エネルギー・環境フィールドワーク
11月3日(日)生徒15名が奥只見に研修に行ってきました。
研修内容は「エネルギー」と「環境」です。
電源開発株式会社 鳥羽瀬孝臣先生から、「開発と生物多様性」についての講義をいただきました。私たちが生活するうえで電気は必要不可欠です。その電気を得るためのダム建設で、自然環境をどのように考えて開発が行われたのか、丁寧な説明をいただきました。
「mitigation(環境緩和)」の考え方。「ノーネットロス(自然環境の定量的保存)」から「ネットゲイン(損失分以上の環境的な価値を生み出すこと)」といった現在の開発の在り方など、理解することができました。
午後は湿地散策。この湿地は、奥只見ダムの建設に伴って、元の湿地を段階的に移植し作られたものです。生物環境を保全している状況を見ることができました。
散策の後は、ダムの見学です。
まずは上から。
特別なエレベーターでダムの下に移動。
下から見るダムも圧巻です。
電力館は時間がなくて少ししか見ることができませんでしたが、ダム建設の紹介ビデオをしっかり見てきました。
最後には船でダムから銀山平へ
紅葉を眺めつつ有意義な研修は終了となりました。